温泉は私たちの心と体にさまざまな良い影響を与えることが
分かっています。そして、
その効果を生かし病気の治療を目的に利用されています。
その方法は、入浴のほか、飲料したりすることで治療効果
をもたらします。それでは
どのような効果を私たちに与えるのでしょうか?
だいたい以下のような効果をもたらしてくれると
言われています。
●転地効果
温泉地の地形や温泉のある場所、また気候の変化は
「温泉に来た」という感覚を強く感じさせ、
日々の生活にない心身の開放感を味わうことができます。
この心身の開放感こそ、転地効果と言われる療養効果です。
森林に囲まれた温泉地などがいい例です。
●温熱効果
適度な温泉の温度は、私たちの身体の調整機能である「副交感神経」に働きかけ、
リラックスした状態を作り出します。このことにより、
循環器系の動きが穏やかになり、
また、関節などの動きがもなめらかになるなどの療養効果
をもたらしてくれます。
●浮力による効果
温泉に入浴すると、自分の体重が約1/9〜1/10の重さになります。
これは、身体に浮力が働くためです。これにより、
普段の生活では体重の重みを受け、
稼動しにくい関節や筋肉が動きやすくなります。
●静水圧により効果
浮力の効果とともに、お湯に入ることにより身体全体に
お湯の水圧がかかります。
水圧がかかることで肺にも圧力がかかり、
肺に入る空気の量が減るため、
その分を補うため呼吸数が増えることになります。
この働きが心肺機能を活発化させ、
心肺機能の向上につながる効果をもたらしてくれます。
●成分による効果
温泉には、人体に有効な化学成分が溶けているため、
その成分が皮膚に付着し体内へと運ばれ、身体の組織に
働きかけて治療の効果をもたらしてくれます。
また、飲用することで消化器官にも働きかけ、
機能の向上に役立ちます。
●変調効果
温泉場に長く滞在することで得られる効果で、
温泉成分や環境の変化が身体にゆるやかな刺激を加え続け、
身体機能を正常な範囲へと導いてくれます。
温泉の効果は思うほど大きく、ぜひ一度お試し下さい。